伝説のイカ天バンド、サイバーニュウニュウ 独占インタビュー。奇跡の再起動について語る。
CYBER NEW NEW


liveikoze : あまりメジャーには拘りはなかったんですか?

メカ・エルビス : メジャーに拘りとかは別になかったんじゃないですかね。

レプリ・シン : メカ・エルビスが、色々言われるのが嫌だったみたいで。

メカ・エルビス : だいたいどの人達も始めは「凄い良い!」って言ってくるんですよ。「凄くサイバーニュウニュウが好きなんだ」って。「もう、ロックはどうのこうの」ってバーって言ってきて。で、その次に会ったらね、なんかノート持ってくるんですよ。そのノート見たらまず問題点が書いてあって。その問題点を色々見たら「メジャーセブンス系のコードを使ってない」って書いてあるんですよ。「ひねりつぶせ!」を観てカッコイイ!って言ってたのにメジャーセブンス系のコードを使ってないって(笑)。「どうせぇちゅうねん!」と思って。

liveikoze : それはレコード会社の方ですよね?

メカ・エルビス : そうそう、レコード会社の人ね。で、「ユーミン的な歌詞がない」とかって書いてあって(笑)。「ひねりつぶせ!」を聴いてユーミン的な歌詞がないって書いてあって、どうしたらええんかなと思うじゃないですか(笑)。

一同 :(笑)。

メカ・エルビス : それで仕方ないから、「恋してクルパー」っていう曲の最後「くるっちゃったよ、パー」のところでAメジャーセブン弾いたんです。「これでどう?」っていう感じで。そしたら「そういうことじゃない!」って言われるんですよ(笑)。

レプリ・シン : (笑)。

liveikoze : 何を求めてたんですかね?

メカ・エルビス : 何を求められてるのか良く分からないんですよ。レコード会社の人は皆さんそういう風におっしゃるわけですよ。

liveikoze : でも、そのスタイルは変えずにということですよね。

メカ・エルビス : そうそうそう。「じゃあこのままの格好でメジャーセブンのユーミンみたいな曲をやるんですか?」という…

レプリ・シン : まぁ思うにね、例えば現場の人は、良いじゃないかと思い上司に上げるじゃないですか。多分上司がそういうことを言うんでしょうね。それをそのまま…みたいな。

liveikoze : 当時としては不思議ですね。結構ハチャメチャなバンドが色々出ていたじゃないです?

メカ・エルビス : あぁ、でも皆んな結構苦しんでたみたいですよ。

レプリ・シン : メジャーに行くにあたって。すごい後から話しを聞くとね。

メカ・エルビス : やっぱりデビューするんやったらどうのっていう、理不尽なことを言われてるみたいなんですよ。

liveikoze : イカ天系のバンドさんは個性がウリだったからそのままで良いと思うのですが。

メカ・エルビス : そのままやったらええと思いますけど。やっぱり内側でなんかこう色々ね…ユーミン的に近づけたいみたいな(笑)。ユーミンが売れてましたからねあの時は(笑)。

レプリ・シン : ユーミン様だね(笑)。

liveikoze : でも「秘密のバス」にはその影響はないですよね?

メカ・エルビス : ないと思いますけどね。一番最後のコードだけです(笑)。

レプリ・シン : 目一杯の妥協点だね最後のコードは(笑)。

赤司 : 実際「未開派野郎」と「秘密のバス」の緩急っていうのが僕の中で凄い魅力だったんですよ。

liveikoze:全く違うバンドみたいな感じは凄いですよね。

赤司 : そうそう、全然違うバンドみたいだった。「未開派野郎」と「秘密のバス」聴いた時。一枚目と二枚目ってバズコックスとエコバニくらい違うじゃないですか。

メカ・エルビス : 何か凄く的を得ていますね。

赤司 : 「じゃあこの人達は次に何を作ってくれるんだろう」って凄く興味があったんですよ。だから一緒にやりたかったんです、本当に。

liveikoze : ということは、次にオリジナルで新作を出すということですよね。

レプリ・シン : そうですね。元々それをやらせて頂ければというお話しだったんで。

メカ・エルビス : シン君はそれがなかったら乗らないよって言うことで、その企画書にはそれが書いてあって。

レプリ・シン : こういう風にしたいということをです。

liveikoze:では今回の話しが来他ことで、レプリ・シンさんに新たな作品を作ろうかなという気持ちが出たというですね。

レプリ・シン : 特にA太郎君が入ってからそういうところが結構強化されて。

liveikoze : A太郎さんも今回のプロジェクトが動くときに探して?

レプリ・シン : そうですね。元々サイバーニュウニュウの後にやっていたバンドで一緒にやっていたんです。それで連絡を取って。

メカ・エルビス : 二つ返事でしたよ。

セミメタルA太郎 : いろんな活動していて、カバーとかコピーとかをやってる中で、色々なオマージュだったり、影響受けたものが出てしまうにしても、やっぱり自分が一番居心地の良いのはオリジナルのロックバンドだなと思っていた時に連絡が来て、こういう流れに。個人的な理由も全てがタイミングよくて。

liveikoze : それは運命的な感じですよね。

レプリ・シン : 本当に不思議ですよ。全てがタイミングというか。赤司さんの思いからスタートしての。彼が入ったことによってね、音的にも凄く新しくものになって。

メカ・エルビス : 幅が広がってね。