ライブレポート DEMONS 6月22日 『MOSQUITO SPIRAL presents " DEMONS OVER TOKYO vol.6 "』池袋 CHOP
レポート 2014-07-09

怪しげでオカルティックなSEが会場に流れ始めると、ステージ前に設置されたスクリーンにはDEMONSのマークと炎が浮かび上がり不穏な夜の始まり告げる。暫しの刻をへて暴力的なギターの爆音とVo.キヨトの地を揺るがすかのような叫び声で今宵の儀式はスタートした。マシンビートにスラッシュメタルばりのギターが会場を狂気に引きずり込む「SUN DEVIL」、ザクザクと張りつめた空気を切り裂くギターと、野太いキヨトのデス声が会場を上下に揺さぶる「SCUM KING MAD」、ギターのリフが印象的でメロディアスな「WORNG」と一気に会場を自分達の領域へと染め上げていく。気が付けばオーディエンスも知らず知らずDEMONSのミサに参加させられているようだ。続いて黙示録を思わせるラウドなツインギターが絡み合う壮大な新曲を披露し、「BIKINI HELL」ではキヨトがスピーカーによじ上りオーディエンスを煽りながらギターを弾きまくる。予測不能な出来事に会場は混乱し異様な盛り上がりを見せる。その後も立て続けにスピーディーな「IRON HEAD」、ズッシリと腰にくるグルーブで強制的に踊らされる「RIGHT TO DIE」、ヘヴィーなロックンロールナンバー「KONG KONG KONG」と重機関車で駆逐するがごとく会場はDEMONSに制圧されていく。キヨトは服を脱ぎ捨てながらMCを挟み後半戦へと「NORTH SIDE BOUND」を演奏。暴走ロックンロールナンバー「BURN」ではオーディエンスが ”デヴィルサイン" を掲げると、キヨトもそれに応えるように腕をクロスさせての "デヴィルサイン" で応答。そして興奮したDr.カンノはドラムセットを破壊してしまう。その後のMCでは「破壊と再生、壊したら直す。壊しっぱなしはダメ、絶対」と笑いながらカンノを戒める。会場が一瞬和んだように思えたが「Bravado」が始まると再び狂気の渦が会場を覆い尽くし、「Boogeyman」では今夜のミサを讃えるかのごとく歌い踊るオーディエンスの姿が。最後に自らもその狂気に飲み込まれたキヨトは、またしてもスピーカーによじ上り、狂ったようにギターをかき鳴らし続けた。ライブは終わりのないカオスの余韻が続くなか終演したのだった。

文= R HIRAKAWA 写真=K FUJISAWA















































DEMONS 『MOSQUITO SPIRAL presents " DEMONS OVER TOKYO vol.6 "』
6.22 池袋 CHOP

1.SUN DEVIL
2.SCUM KING MAD
3.WORNG

4.NEW
5.BIKINI HELL
6.IRON HEAD
7.RIGHT TO DIE
8.KONG KONG KONG

9.NORTH SIDE BOUND
10.BURN
11.Bravado
12. Boogeyman