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test-No. 結成からアルバム「 test-No.008」までを語る。

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liveikoze : ライブを観ていると凄く良いバランスだと思います。

RYO : そうですね。DENがこういう曲を書いてきたから、オレは次にはこうみたいな感じで、お互いに触発し合って楽しめてるなと思います。で、そんなこんなで、初期ドラマーの魔太郎がアルバム4枚作ったところでバンドを抜けるということになって、5枚目からKAEDEが加入して、今に至るわけです。KAEDEは入って何年だっけ?

KAEDE : 7年です。

DEN : 実はもうKAEDEの方が長いという。

KAEDE : 「AGE of PUNK」「vez」 のASAKIさんが前のドラマーの魔太郎さんが辞めた時に「オマエ暇だろ」って僕に連絡をくれたんです。それで入りました。

RYO : ASAKIちゃんがKAEDEを「test-No.」に突っ込んだといっても過言ではないと。

DEN : ドラマー探しは結構苦労したね。

RYO : 候補がいなくてどうしようみたいな感じになってる時にASAKIちゃんが言ってくれて。

liveikoze : それですんなりと決まったわけですね。

KAEDE : 一回スタジオに入って試してみようと。

RYO : 結局ライブ自体は半年くらい空いたのかな。

KAEDE : いや、3ヶ月ですよ。だって2006年の年末にFABで演った時に魔太郎さんが辞めて、その後3月にはセンセーションで演っていますから。結構早かったですね。

liveikoze : KAEDEさんは加入する時、何か思うことはありましたか?

KAEDE : 最初に音を出した瞬間に「これはちょっと頑張んないとダメなやつだ」と思いました。

RYO、DEN(笑)

KAEDE : 「これが天下を取った演奏か」という感じで体感したというか。緊張感とかもあったんですけど。

RYO : またー(笑)

KAEDE : ある意味気楽に考えていたんですけど…中に入ると全然違ったんです。こんなに差があるのかってことに。

liveikoze : 結成から今までで音楽的に変わってきたことはありますか?

RYO : 最初、曲に関してはパンキッシュがテーマみたいな感じだったんですが、今はあまり気にせずにやってます。そこに捕われないギターロックと呼ばれるモノを。

liveikoze : 自然に出てきたモノをやるわけですね。

RYO : そうですね。どうやったらライブで盛り上がるかなとか考えながら。

liveikoze : 時代の流行みたいな音は意識したりはしないのですか?

RYO : そこはあまりイメージしてないですね。

DEN : 自分もそうですね。

RYO : 仮に追求している物が有るとするならば、ずっと書いてきた曲作りの延長線上にこのバンドが有るという感じです。

liveikoze : 「test.No」は普遍的な音を鳴らすロックバンドというイメージですが。

RYO : 蓋を開けてみたら、もの凄く単純な歌物のバンドであるということです。

KAEDE : 色々試しているようで、実はそんなに試していないですもんね。

DEN : そうなんだよね(笑)