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クラウドファンディングで制作!映画「Japanese Rock & Roll Ghost Story」マイク・ロジャース & 延原達治インタビュー。

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liveikoze:ロックンロールムービーにホラーの要素が入っているわけですし。

延原:そう。最終的にどうなるのか、どういうホラーが面白いのかとか色々ちゃんと考えてると思うしね。みんなも勝手なことを言うと思うよ(笑)ハッピーエンドの方がいいとか。

Mike:映画はホラームービーでもあるけど、ちょっと、デヴィット・リンチっぽいシリアスなホラーにしたいんですよ。

liveikoze:なるほど。確かにトレーラーにはそういう雰囲気がありますね。

Mike:そう。最初にトレーラーを作った理由は出演してもらうアーティストに、どのくらいのクオリティのもが出来るかを観て分かって欲しかったんです。

liveikoze:なるほど。

Mike:こういうちゃんとしたスタッフが揃ってるから、このクオリティをキープして1時間10分から20分くらいの映画を作るよと。それと4つのポイントがあって、まず日本のロックンロール、50年代のアメリカンB級ホラーにあるくだらなさ、それとタランティーノに負けないくらいの映像のクオリティと現実的なものを作るということ。その4つのポイントはキープしないといけない。適当にとか、まぁいいやとか、これで充分とかは絶対嫌だね。

liveikoze:あえて表面的にユルく作るのは良いと思うんですけど、中身はきっちり作らないと良いものは出来ないですよね。

Mike:そうそうそう。準備はすごく大切だと思うよ。

liveikoze:そこはMikeさんの脚本にかかっているわけですね。それが骨組みとして。

Mike:良い脚本と優秀なスタッフが揃っているとかそういうことですよ。これはノブさんやPANさんのレピュテーションということもあると思うし、僕も自分のレピュテーションということもあるから、この映画が出来上がって次の日に死んでもOKっていうくらいのクオリティで作りたいと思ってます。

liveikoze:なるほど。そのくらいの覚悟を持って作るということですね。

延原:燃えてるわけよ。すごく熱く(笑)。

Mike:まぁイイかはダメ!放送もそうだよ。無難に2時間、3時間の番組やって無事に終わるのが満足ではダメだよ。ニューヨーク、ロス、ロンドンに負けないくらいの番組を日本も作らないと。何かのハプニングとかがあるのが一番良いと思うけど。

liveikoze:映画にもその要素を求めますか。ハプニングとか?

Mike:そうですね。それはアートを作れるでしょ?突然何か生まれるもの。「これ最高だ!」使いましょうとか。

liveikoze:ロックンロールマジックですね。

Mike:そうそう。そうだと思うよ。

liveikoze:いきなりMikeさんから映画の出演オファーがあったとき、延原さんはどう思われましたか?

延原:なんかねー、面白そうだから良いよって感じ。最初に誘われたときにMikeは燃えててさ、Mr.PANとか巻き込んだ渦がこうあってさ、俺もその渦に巻き込まれつつあるところ。自分の経験上で言うと、なんていうんだろうなぁ…「バンドのメンバー、やらねー?」みたいなのあるじゃん。ロックバンドでこういうのやるからさ、やろうよっていうさ。

liveikoze:そうですね。ある意味ロックバンドをやるようなものですよね。

延原:そう。ロックンロールはこういうのジャーニーだからどうだいっていうさ。面白そうだから良いじゃんみたいな(笑)。