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クラウドファンディングで制作!映画「Japanese Rock & Roll Ghost Story」マイク・ロジャース & 延原達治インタビュー。

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liveikoze:そういった皆さんの協力があって、映画の製作が進んでいると思いますが、最後に一言ずつお願いします。

Mike:クラウドファンディングにはすごく感謝はしていてすごく大切なことだけど、ある意味プロモーションの意味もあります。プロフェッショナルな完成にたどり着くまでには凄くお金がかかるからお金のあるバッカー(支援者)が凄く必要なんです。でもそれは2000円を出してくれたオーナーの人もこのプロジェクトを一緒にやってくれるという意味では同じです。延原さんが言っていたけど、「ロックンロールジャーニー」旅行みたいに一緒に行きましょう。例えば座禅と一緒で、油絵もそうだけど、油絵をやって一番楽しいのは、出来上がりの時ではなくて作ることのプロセスが一番ハッピーで楽しい。そのプロセスが一番大切だということです。

liveikoze:延原さんもお願いします。

延原:まだ時間があるから是非参加してくださいねというお願いと、Mikeが言ったみたいな感じで、最初クラウドファンディングが200万からスタートして、その後300万とか超えるじゃない?俺はその200万という数字が現実的ではなかったから大丈夫このままでって思っていたわけ。Mikeもビビってたから。だけどそんなに映画を作りたいんだったら、「イイじゃんか!みんなiPhone持ってんだからさこれで映画を作って、カンヌに行くぐらいの気合いを見せろよ」って言ってたの(笑)。それで立ち上げて最初の何日かで凄くお金が集まって後ろ盾が出来たというか…皆んなのこの力に本当に感謝してるし、これだけの人が支持してくれて、これだけの人がパワーを与えてくれたんだっていう信用も含めて、とても励ましにも勇気にもなった。これから動く力になったというのがあるから、まずクラウドファンディングに参加してくれた皆さんに心から、俺も映画に参加する一人としてありがとうございますと言いたい。でもまだ続きがあって、今、作ろうとしてる映画はハリウッドの大作ではないにしても、その何10分の1の1千万円、それはちょっとなんとか集めてある程度の映画祭とかに出せるクオリティのものを自分としては残そうと思う。そしてこれから更に野望に向かっては突き進もうとも思う。そして皆んなもやっぱりクラウドファンディングとか、こういうなんらかの形で関わったら、まぁいいじゃんか。1年か1年半かは。

liveikoze:その期間は一緒に夢を見ようということですか?

延原:そう。10年か20年経ったら、「あの時こういうのやったね」っていう形が映画という形で残るからさ。だからみんなに是非参加して欲しいね。観て欲しいし。観るだけじゃなくて、悪戦苦闘こんな風にしてるぜっていうところも含めて。

liveikoze:仲間になろうぜ的な感じですか。

延原:そう。出来なかったら、「Mike FUCK!」ってなるよね(笑)。

liveikoze:最後にもう一つ。THE PRIVATESとか、THE NEATBEATSのライヴシーンは劇中に入りますか?

Mike:映画の中にライヴシーンがあるけど、これはコンサート映画じゃなく、ホラー映画です。だからその味はあるけど、一曲フルでやるのはないです。

liveikoze:ではそれはサウンドトラックで?

Mike:そうそう。

liveikoze:書下ろしとかはあるんですか?

延原:わかんない。まだなんにもない。これから。

liveikoze:期待してくれと言うことですね?

延原:そうそうそう。

liveikoze:いい映画を期待しています。

interview & text:R HIRAKAWA
photo:Osamu Arai