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ZIZ Közi & YUGAMI インタヴュー 。バンド結成からセカンドアルバム「NEIGHBORING CHAOSMOS」に至までを語る。

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昨年セカンドアルバム「NEIGHBORING CHAOSMOS」をリリースした ZIZ のヴォーカリスト Közi とシンセ&ギターの YUGAMI を迎え、バンド結成の経緯 から 現在に至までの活動を、彼らの音楽的バックボーンを交えて語ってもらった。

liveikoze : まず最初にZIZ結成の流れを教えて下さい。

Közi:2012年の5月に結成でその直前までKöziソロって形で俺がliveをやっていて、そのバックメンバーがYUGAMIクンを除いた今のZIZのメンバーだったんです。それでKöziソロっていう形態ではなくバンドにしたいなっていう気持ちが凄くあって。その当時YUGAMIくんは色々違うバンドをやったりしていて友達だったんだけど、ちょいちょい接触したりはしていて。俺は個人的に凄くこの人変人で面白いなと思っていて。

liveikoze : それはYUGAMIさんが“東狂黒”をやっている前からですか?

YUGAMI:“東狂黒”の前に、Közi クンが“DALLE”をやっていて、その時自分がDJで出ることになり、その打ち合わせで初めて会いました。

Közi : “東狂黒”やってるときには、もうしょっちゅう飲んだり遊んだりしていて。ソロをバンドにしたいなっていう気持ちがすごく強くなったのは、彼との出会いも結構俺の中では大きかったりするんです。たしかどっかで差し飲みしたよね?どっかでね。

YUGAMI:神田の錯覚美術館に行って、その帰りに串揚げ屋で一杯やりましたね。

Közi : そうそうそう。そこでまぁYUGAMIクンが入ってくれるんだったらバンドにしようと思う。という話しをして。そこからバンドにしていこうかなって。

liveikoze : そのときにKöziさんには具体的なバンドのイメージやコンセプトみたいなものってあったんですか?

Közi : 今回出すセカンドアルバムの帯にも書いてあるんだけれど、キャッチな感じのゴッタ煮感みたいな。メンバー全員それぞれ曲を書ける人たちなんで。Köziソロでやってた時には全部俺が曲を作っていて、まぁいわゆるソロだからそうなんだけど、みんながバラバラなやつをそれぞれ持ち寄って、バラバラな感じでやっていきたいなって思っていて。所謂それがコンセプトっていうか…一つにイメージを限定されないという感じですかね。

liveikoze : ZIZというバンド形態になって初めてのLiveは?

YUGAMI:2012年の5月21日です。

Közi : そう。ZIZとしての一発目のLiveが、お客さんみんな曲を知らないという状態でやって。

liveikoze : それはお客さんをビビらせるというか意表をつくというか?

Közi : メンバーそれぞれ思うところはあるかもしれないけど、俺の中にそういう気持ちはありましたね。いい意味で裏切っていきたいっていうのは。今も常々、ずっとそれの連続だから。「ZIZはこういう感じ」とカテゴライズされるより、次に何が出てくるかちょっとわかんない、こんな曲もあるの?何がしたいの?」と言われる方が逆に嬉しいし、やってる側も楽しいしね。

liveikoze : 誤解を恐れずに言いますが、音楽性の前にどうしてもビジュアル系と言われることが否めない部分もあるじゃないですか。そういうのに対して抗うみたいなものは?

YUGAMI:そう言われるのも認めつつ、何系っていうのはとりあえずないです。

Közi : そういう風に括られるのはたぶん俺がいるからだと思うんだけど、元「….」でしょ?みたいなのは、死ぬまで付きまとうものだから、別にそれでなんか自分が今までやってきたことを否定するつもりは全くないし、ずっと誇りを持っているし、そういう風に括って言う人は括って下さいよっていうだけの話です。やってる側は全くそういうのを意識はしてないし、常にやってる自分たちも刺激的な感じでやりたいと思っているんで。