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Z.O.A 復活独占インタビュー。主要メンバーが語る。

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liveikoze : 話は変わり森川さんにお聞きしたいのですが、昨年 「NG LIVE」 や 「UGX」 に出演した意図は何だったんですか?

森川 : さっきシーンの話をしたけど、所謂シーンがあってのイベントみたいなものを感じるものが少し無くて、じゃあ自分で何かイベントを立ち上げて、そういうイベントをやって、今の人達がそのライブを観にきて、それが10年後でも20年後でもいんだけど、そういうイベントがあって「そのライブ観たことあるよ、良かったよ」っていうようなことが今後に繋がれば良いなって思ってやったのが、「NG LIVE」 と、この前の 「UGX」。

liveikoze : 今回の「時の葬列」も語り継がれるライヴになると思いますが。

森川 : そうだといいですけどね。Z.O.A どうなんですかね(笑)。

黒木 : どうなんでしょう。そういうこと言うなよ、プレッシャーかかるから(笑))。

森川:でも、チケットが2週間でSOLDしてるということは、期待してる人が多いということだから、そのイベントにね。僕なんかじゃなくて。

liveikoze : いや、皆さんZ.O.A にかなり期待していると思いますよ。

森川:それに見合うように頑張ろうと思いますけれど。

liveikoze : 今後のことはそのライブの反響次第という感じで期待していますが。

森川:今後はねえ…。

黒木 : 何を望むかという時に、じゃあこのメンバーでまたやります、新曲出します。で、聴きたい人がいるのかと。

liveikoze : いるのではないでしょうか?

黒木 : 観る人はきっと、今回の趣旨を分かった上で、あの時の人達があの時の曲をやってくれるんだということを生で感じられる所に確認しに行きたいと思うんですよね。

森川 : これやるってもう言ってるしね。(中期 Z.O.A)

黒木 : それ以降の継続を求めてはいないと思うんだけどね。

森川 : 例えば、「仮想の人」が聴きたいって人がそれによって生まれれば、またそのメンバーでやるかもしれないし。そういった可能性はあるとは思うんだけど。

黒木 : 楽曲によって左右されるっていうのはあるかな。

森川 : とにかく何かと難しいから。

藤掛 : やるとしたらここ数年のうちだよ、これ以上年とったら無理だから(笑)。

liveikoze : 今日はいいお話を聞けました。最後に今回のライヴについて意気込みや心境を一言ずつお願いします。

森川 : 出演して演奏が出来ることへの感謝と、昔声を掛けていただいた感謝を返したいと思います。今現在ライヴに足を運ぶことが無くなった人達も、今回僕達が出演することによって、ライヴにまた足を運んでもらえて、ライヴっていいなと思って頂けたら、僕もやり甲斐があるし、実際に僕もまだ活動しているから、もっと足を運んでライヴを観てもらいたいという、そういうところです。

黒木 : まずは自分たちが一番確認して楽しんで、本当にこのタイミングはありがたいと、いろんな意味で思いますし。お客さんも沢山観に来てくれるのであれば嬉しいと思いますけれど。今日もリハで思ったことを。何ていうのか、うまく伝えられないですが…。

森川 : Z.O.A でやるのであれば、黒木が弾かないとやれないからね(笑)。

黒木:自分が一番楽しめる環境を作らないと、いまいち面白くないので。

森川:俺以上に、重鎮なんですよ。よく今回やるなあと(笑)。

藤掛 : 重鎮だよな。俺は今回ご意見番で厳しく(笑)。

黒木:全ては物事のタイミングということで、今回は自分が一番楽しみたいですし、色々なことを確認したいですね。

森川:黒木も人前で演奏するのは10年以上たってるものね。

黒木 : 気まぐれなんで。それを皆さん観に来て下されば自分でも今一番面白いかな。何かやる時に、それが一番大事なことだと思いますよね。

篠原 : もう、もしかしたら人前で演奏することがない可能性もあるので、こんなチャンスを与えられたことに感謝するし、簡単にいえない気持ちがあるんですが。やっぱり音楽を一度離れた時に全く音楽を聴かなくなった時期があって、もちろん自分たちの曲なんてとんでもないくらい離れたし。一度離れないと、引きずっていては新しい生活が出来ないと思うので。それを経験した上で、またこうやって声を掛けられた時の気持ちというのは、もう今はいえないかなというくらいの思いがあって…それでライヴをやる時は、ちょっと…ありがとうございますしかないですね。

PAZZ : まぁ、一言でいえないということなので…いえない。ということです(笑)。まあ、どうしてくれようかなと、いうところですかね。

一同 : (笑)。

藤掛:ご意見番は厳しく査定します(笑)。今日の話しを聞いてもそうだけど、凄い良かった。さっき黒木も言っていたけど、これはタイミングというか縁だから、いろんなことがこの4人集まってやるという、それ自体をいろんな人に楽しんでもらえたらいいと思います。

interview & text:R HIRAKAWA / photo:K FUJISAWA
撮影協力 : 千駄ヶ谷 御天 03-3350-4818