伝説のイカ天バンド、サイバーニュウニュウ 独占インタビュー。奇跡の再起動について語る。
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liveikoze : それは個々のキャリアが積み重なってきた部分でもいあると思うんですよ。23年前のサイバーニュウニュウではないというか。
レプリ・シン : あとはやっぱり環境がね、昔はやっぱりネットもなかったわけじゃないですか。今はSNSで発信したりとか、サイバーニュウニュウぽいんですよ。
liveikoze : ハマりが良いんだと思います。この状況をどう生かしていくのか見ものと言うか、どうプロモーションしていくのかなと。再起動の最初の段階で動画を作られてましたよね?あれは誰が?
メカ・エルビス : シン君が作りました。
liveikoze:面白い映像だなって思って観させてもらいました。「新しいアルバムをこれから作るにあたって、色々な仕掛けとかをまたやってくれるのかな」みたいなことを思いながら。ましてやメディコム・トイさんからのリリースだし。
レプリ・シン : 本当にメディコム・トイさんはね、すごいサイバーニュウニュウっぽいなと思ってまして。
赤司 : そっちの可能性は高いなと思ったんですよね。とにかくその昔の音を出したいっていうところから始まってたんですが「シンさんがやる気だ。じゃあやろうよ!」っていうことで。さらにA太郎さんが来てくれて、めちゃくちゃ音がよくなって。それから今回アメリカの媒体でも「メディコムからメカエルビス人形が出るぞ」っていう、今までプレスに送ってるのに一番最初にこれの告知が出ちゃって。「あれ?サイバーニュウニュウはバンドなのになんでフィギュアの告知が最初に出るんだろう」ってちょっと思ったんですけど。たぶんまだ皆さん、サイバーニュウニュウの本当の面白さが分かってないんだなって気がしてるんですよ。これからね色々な出方をしてくるんで皆さん楽しみにしていて下さいという感じですね。
liveikoze : それはライヴで?
赤司 : ライヴだけではないです。色々な仕掛けをします。
liveikoze : リリースはいつくらいを予定しているんですか?
赤司 : 一応来年のどこかでっていう感じなんですけど。
レプリ・シン : それまでにもちょっと色々あるんで。
liveikoze : 8月30日のワンマンライヴに対する意気込みをお願いします。
レプリ・シン : 今までのCDの復刻盤を出させてもらうので、その2枚を中心にやります。出来れば昔の人に来ていただいてということなんですけれど、新しい人に映像なんかも含めて「ちょっと当時はこういう感じだった」という80年代、90年代頭を追体験していただけるようなものにしたいと思っています。
liveikoze : だから「20世紀→21世紀 新世紀復活祭」というタイトルなんですね。
レプリ・シン : そうです。子連れの人も多いと思うので。
liveikoze:子供受けも良さそうですもんね。
レプリ・シン:そうなんですよ。あと一人メカ・エルビスを操縦してる忍者ボーイっていうのがいるんで。忍者が後ろで操縦してるというのがパフォーマンス的には面白いと思います。
liveikoze:懐かしみつつ、その先を期待しつつという感じで。
レプリ・シン:こんなことをやってたのかと思ってもらえればね…当時は分からない人が多かったような気がして(笑)。
interview & text:R HIRAKAWA