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test-No. 結成からアルバム「 test-No.008」までを語る。

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結成13年を迎えた test-No. にバンド結成から新作「test-No.008」までを、メンバーの音楽遍歴を交えながら語ってもらった独占インタビュー。メンバーによるアルバムの全曲解説は必読。

liveikoze : まずは「test-No.」の結成からお話を聞かせて下さい。

RYO : あれは13年前ですね。6月1日が最初のライブになります。

DEN : 2002年ですね。

RYO : 3月か4月に前のバンドが終了して、その頃にお世話になっていたラジオ局の方から連絡が来て「お前らライブやれ」と。なんか 「は!?」みたいな感じだったんですけど、「二人でなんかやれば良いじゃん」みたいな感じで、じゃ、まあいいですよ」と受けたんです。でもバンドが終わったばっかりだったので、ボヤボヤしていて…ライブはどんどん迫ってきていて告知しなければならないので「バンド名を決めてくれよ 」と言われ、最初DENが「test」と言いだして。まあ試しだからいいなあと思って。前々から思っていたんですけどバンドを長く続けていると、今までいったい何本ライブを演ったのか分からなくなってくるんです。それで「test-No.」と後ろにナンバーを付けてライブをやるたびに数字を足していこうと。

liveikoze : 毎回バンド名が変わると言うことですね。

RYO : 本来はそうだったんですけどね(笑)

DEN : 最初の頃はライブハウスでもそのように表記してもらっていたんですが、ブッキングの事情で入れ替わったりしてしまうので、どうにもならなくて。

RYO : じゃあ、「test-No.」というバンド名でということになりました。それでライブでは「今日はtest-No.XXX」という感じでライブの度に言うようにしてます。今までライブを何本やって来たかわかりますし。

liveikoze : 最初に2人は決まっていたんですね。

RYO : 俺とDENで何かをやるっていうことは決まっていて。DENとは中学一年からからずっと一緒にバンドをやってきて「BY-SEXUAL」にしろ「ZIGZO」にしろ色々やってきたので。今回はもうお互いに曲を書いて、曲を書いたほうが歌って、なんかそういうライフワークになるようなバンドを作ろうと。

DEN : バンドってボーカリストが看板じゃないですか。ボーカリストの意向で色んなことが決まって。それは良いことだと思うのですが、ボーカリストが “フッ” と辞めたくなっちゃったり、「今回これでいいじゃないか、やりきったぜ!」となった時にオレらどうするの !? みたいなことを良く味あうので…僕とRYOでやる分には二人で歌っていればいいかと。お互いの趣味も好みも色々違ったりもするので、お互い好きな曲を書いて混ぜ合わせてやれば、結構良いバランスでやれるのではないかと思いまして。ただ、初期の頃は本当にボーカリストといってはいけないようなレベルだったんですけど(笑)

RYO : やっぱりステージで歌うのは大変なんだねみたいな(笑)

liveikoze : 今までに歌ったことは無かったんですか?

RYO : 「BY-SEXUAL」からSHOが辞めるってなった時に歌いました。今思えばヒドい歌でしたよ。

DEN : 自分達はヴォーカリストとしてやってきた人達には、どんな方に対してもリスペクトしています。勝てないなと思いながらやっているので。

RYO : 「test-No.」が13年目に入っているんですけど今だにね。例えばワンマンライブで20~25曲演っても、RYO&DENで曲を書いて歌っているので、実際歌うのは各12曲くらいだったりするんです。(笑)

DEN : 半分しか歌ってねー(笑)