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ヤマダ グリーンドーム前橋にて開催された ROGUE 主催のイベント GBGB2015 を完全レポート。

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【白井貴子】
3番手は、原田喧太(Gt.)、人時(Ba. / 黒夢)、永井利光(Dr. / GLAY)、岸利至(Key. Programming)と、シーンにおいて数々の筆跡を残し続ける豪華なメンバーが集結し、この日のためだけに結成された GB SPECIAL BAND が、ビッグコンサートを幾度も成功させてきたヴォーカリスト、白井貴子と共に登場し、84年にヒットした白井の名曲「chance!」、同時代の佐野元春のカバー曲「SOME DAY」を演奏。今なお変わらぬ白井のパワフルで透明感ある歌声は、オーディエンスをたちまち魅了し、場内は熱気を帯びヒートアップしていく。そんな熱いステージとは対象的に「今はエコの女王と呼ばれていまーす(笑)、みんな大きな声で一緒に歌い踊りましょう!」とほんわかしたMCで会場とコミュニケーションをとると、THE CRAZY BOYS の本田清巳(Gt.)と共にオーディエンスに振り付けをレクチャーし、「僕らは大きな世界の一粒の命」、「あの素晴しい愛をもう一度」を踊りながら披露。オーディエンスも振り付けを楽しみながらの大合唱となり、ラヴ&ピースに満ち溢れる心温かい空間が出来上がっていった。

【GBGB-BAND】
その後、再び GB SPECIAL BAND はヴォーカルに T‐BOLAN/morioni の森友嵐士を迎え登場。「GBGBのおかげで今夜一夜限りかもしれない、こんなスペシャルなメンバーが集まりました!」と、メンバー紹介をすると客席から大きな拍手と大歓声が上がる。バンドは「傷だらけを抱きしめて」、「あこがれていた人になりたくて」、ドラマの挿入歌となり大ヒットした、「離したくはない」などT-BOLANの名曲の数々を演奏し、沢田研二の「勝手にしやがれ」のカバーを挟み、最後は自身のソロ・ニューアルバムから「どうなってんだいJESUS」を披露し熱いステージを締めくくった。森友がMCで「リハの時点で本気になってしまった」と語ったように、華麗なテクニックと実勢を伴う層々たるメンバーからなるGB SPECIAL BANDと森友とのセッションは、エンターティナ―性に富んだ熱いプレイを見せてくれた。