VooDoo Hawaiians アルバム『 LOVE and ROLL 』について中山加奈子 、澄田健が語る。
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VooDoo Hawaiians のヴォーカリストである中山加奈子とギタリストの澄田健に、バンド結成からアルバム『 LOVE and ROLL 』についてを語ってもらった。
liveikoze : VooDoo Hawaiiansを知らない人達のために結成の経緯から教えて下さい。
澄田 : ある日突然知り合いのドラマーから中山加奈子のソロバンドでギターを弾いてくれないかと連絡があって、その後すぐに加奈ちゃんに電話をして「よろしくお願いします」という感じ。それで2回くらい加奈ちゃんのソロ名義で演ったのかな。当てぶりだけどテレビの撮影とかもあって。加奈ちゃんの一連の仕事が終わった後でミュージシャン仲間が集まってバーベキューをやった時、加奈ちゃんに「凄い良かったからバンドにしよう」って言われて。
中山 : 最初にスタジオに入った時からカッコイイって思っていて、赤坂ブリッツ、タワーレコードのインストアライブ2本演った後「このバンドは止めてはいけない」という確信が生まれ、口説きたいと思って口説いちゃったの。
liveikoze : プリンセス・プリンセスが終わったのはいつでしたっけ?
中山 : 96年かな。
liveikoze : その後ちょっと期間が空いた感じですね。(※VDH結成は1999年)
中山 : ソロと「KERAMAN」と名前を変えて活動している時期だったんだけど「本当にこのバンドがやりたい」っていう思いが溢れて。
澄田 : そうだね。
中山 : それで1から下北沢251 (下北沢のライブハウス) にテープを持っていくことから始まったの。
liveikoze : 凄くアマチュアバンドっぽいですね。
澄田 : 加奈ちゃんの家に行って曲を出し合ったりとかして。
中山 : 凄くいっぱいリハをやって、1999年の11月28日に初めて251でライブを演ったの。そしたら結構人が入って、盛り上がって…
澄田 : そうだね。
liveikoze : そして順調にファーストアルバムからサードアルバムまで毎年一枚ずつコンスタントにリリースをしてますよね。
澄田 : そうだね、その頃は。最初の2枚はミニアルバムで、3枚目はフルアルバムで録って。
中山 : その2枚目の時にマイケル・モンロー ( ex.HANOI ROCKS ) と関わりが色々あって。
liveikoze : HANOI ROCKSのトリビュートアルバムですね。
中山 : そう!
liveikoze : 確か「マリブビーチ・ナイトメアー」ですよね。
澄田 : 三軒茶屋のNOAHでリハを演っている時に来たんだよマイケルが。本当に来るのかよって思ってたけど。
liveikoze : その後活動を続けて2008年に一旦活動停止しましたよね。
澄田 : 2002年に3枚目を出して…
liveikoze : 4枚目は2006年ですよね。
中山 : そう2006年!その間にもちょっとやってない時期があって。
澄田 : メンバーチェンジがありつつ、2004年にこのメンバーが揃って。
liveikoze : でも、だんだんスローペースな活動になっていきましたよね。
中山 : にわかに4枚目とシングルを出したんだけどね…
澄田 : 2008年に少し休もうということになって。
liveikoze : そして2012年から精力的に活動を再開していくわけですね。
澄田 : そうですね。心は精力的に(笑)いいアルバムが作れたので今年は精力的にやります!