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フルアルバム「ロマンス」を完成させた THE SLUT BANKS のベーシスト DUCK-LEE に、リリースされたばかりのアルバムついて赤裸々に語ってもらった。

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07「少年たちよ」

DUCK-LEE : これは意外と自分の中ではすごいヒット曲なんだよね。自分ヒット曲(笑)

liveikoze : 耳に残るフレーズですよね「少年達は…」っていうところが

DUCK-LEE : でしょ。アレンジとかボサノバっぽく始まって、なんか普通にUKロックみたいな感じのサビが来て。なんかこれ変じゃねーっていう。変ではないけどアレンジは結構イカしてんじゃないかなと。自分の中では本当よく出来た曲。なかなかいんじゃねオレみたいな(笑)一番の押し曲ということで!

08「No.lc41」

liveikoze : この曲は唯一アルバムの中で TUSKさんの曲ですよね。

DUCK-LEE : そうTUSKが新音会でやってたときの曲。アレンジは俺たちが勝手にやっちゃったんだけどね。本当はこれじゃなくてアコースティックなミニアルバムっぽいのを録ろうかと思ってて、そのための曲だったんだけどね。でもフルアルバムのほうがいいなと思って、フルアルバムにした時に、この曲はアコースティックぽかったからそれをヘビーにアレンジしたんだ。

liveikoze : アレンジも含め、アルバムの中では若干異質な感じがしまが。

DUCK-LEE : 曲を作ってる人間が違うからね。メロディーラインの持っていきかたとか、ああいうコード進行とか。オレはやらないタイプだから。多分その辺の感じかな。

liveikoze : TUSKさんの色が前面に出ている感じですよね。

DUCK-LEE : オレの友人なんて ZI:KILL にしか聴こえないって言ってるし(笑)

09「狂気色」

DUCK-LEE : これは結構前の曲なんであんまり憶えてないな。いつ作ってどういう気持ちだったかもまったく憶えてない…

10「血痕ロマンス」

DUCK-LEE : これは最後の最後に作った曲。アルバムの中にちょと明るい8ビートのメジャーな感じのロックンロールが無いなと思って。

liveikoze : この曲は凄くDUCK-LEEさんぽいですよね。

DUCK-LEE : うん。歌はもちろんだけど、一番キャッチーなのはギターのテーマ。イントロのテーマだから、お忘れなく(笑)

11「どすぐろいBLUES」

DUCK-LEE : 結構前にTUSKには渡してて。たぶん前のアルバム「チクロ」とかをやる時に渡してたのかな。で、結局やらなかった曲なんだよね。今回あんま急激に歌詞を書かせんのも可哀想だから、そういえばあったよねっていう感じでこの曲をやってみたんだよ。そしたら悪くなかったから。

liveikoze : アルバムのハマり具合がいいですよね。

DUCK-LEE : そうそう、あのバランスがね(笑)

12「消えちまえ」

DUCK-LEE : これはなんか、自分の中ではどうでも良かったと(笑)いやいや、でも仕上がりとしてはとっても良かったかなって。昔のロックバンドっぽいんだよね。昔のっていうか、ようはレッドツェペリンとかそういうのをおじさん達は聴いてたんだろうなって感じが。おじさんがやるロックってこういうことかなって(笑)

liveikoze : THE SLUT BANKSにとってのライブとは?

DUCK-LEE : スラットというか自分的には生き甲斐になってるからね。今までいろいろやったけどステージの上で演奏するのが楽しんだろうね。本当ライブありき。もう前の日に飲んで二日酔いでもヤバイ時でも、なんか知らないけどステージに立っちゃうと変なアドレナリンが出て出来ちゃうんだよね。なんか全然平気で。やっぱ生き甲斐なんだろうねライブは。

liveikoze : ライブを演っていてオーディエンスとのコミュニケーション的なことは考えたりしますか?

DUCK-LEE : まったく(笑)自分のことだけ。別にカッコつけるとかじゃなくて。でもライブは楽しんで貰えれば良いなって本当思うよ。

liveikoze : 今回のツアーは19本ありますが、ツアーに関して聞かせて下さい

DUCK-LEE : 今回またメンバーのドラムが代わって若い奴とやるんだけど、彼とのレパートリーをとにかく増やしたい。色んな所で、お客さんがどこに来ても毎回違うメニューみたいな。そのくらい増やせるように頑張りたい。毎回同じメニューだとね。でも今回はアルバムの12曲があるから変化が付けやすいけど。

liveikoze : ツアーの中にアコースティックが何本かありますが、なにか特別なことは考えていますか?

DUCK-LEE : 曲をアレンジし直して聴かせるって感じかな。その作業は楽しいよ。みんなでスタジオ入ってアレンジする楽しさがあるからね。だからその音源も作りたいなって思う。ま、その違いをお客さんには楽しんでもらいたいかな。でもこんなキャラクターだから意外と笑いもあるから。あと木綿のハンカチーフとかもコピーしてるからね。

liveikoze : THE SLUT BANKSの今後の展開について聞かせて下さい。

DUCK-LEE : それはもう大ヒットアルバム『ロマンス』(予定)、で第二、第三弾のプロモーションビデオの制作に取りかかりたいですね。「アウトレイジビヨンド」のように。あの「どん底」のヤツは生きてたみたいな(笑)続きはお楽しみにって感じで(笑)